オーディオトラックのテンポが合わない時の対処法

オーディオファイルをDAWに取り込んだ際に、取り込んだデータがなんか間延びして聞こえる…。そこで「cubase オーディオトラックのテンポが合わない」等で検索すると、「オーディオファイルとプロジェクトのサンプリングレートが一致していないため」という回答が出てくると思いますが、プロジェクトとオーディオファイルでサンプリングレートは一致しているのにズレている！なんで！？という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために、サンプリングレートは一致しているのにオーディオトラックのテンポがズレている時の対処法をご紹介します。

該当のトラックを選択し、「ミュージカルモード」が「ミュージカル」になっているかどうかを確認します。そして、「ミュージカル」になっている場合はミュージカルの文字の部分をクリックすると、オーディオファイルの長さが変わってプロジェクトのテンポと一致するはずです。

オーディオデータの長さが短くなり、プロジェクトのテンポと一致。ミュージカルモードは「-」に

ミュージカルモードというのは、プロジェクトのテンポが変更された際に、オーディオデータをMIDIデータのようにタイムストレッチしてプロジェクトのテンポに追従させる機能なので、誤クリック等の何らかの操作でミュージカルモードがオンになってしまったためにオーディオデータがタイムストレッチされ、プロジェクトのテンポと合わなくなってしまったのだと思われます。

僕も以前に同様の事象で困ったことがあったので、備忘録もかねてのご紹介でした。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。